マキナル Q & A
 

 仙台で展示されるものは何でしょうか?

 PREPHIの展示会の事でしたら・・
オブジェ系のものを出品しています。郵送で破損しにくいもの
並べたり配置に手間のかからぬもの、を考えるとこうなります。
展示画像は更新日記でご覧ください。
 自分で個展とかやる場合は、フィギュア類も展示したいと思い
ますが・・汚れやすかったり、固定が大変だったりするもので。


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 ●そもそもKUBRICKって何ですか?

 KUBRICK(キューブリック)とは、頭・胴・腰・手・足などが
ジョイントでつながれ、分解・組立てが簡単にできる玩具です。
同じ種類のパーツは交換性があるので、コレクターは着せ替え感覚
でカスタマイズしているそうです。

漫玉の場合は、腰・手・足などが通常パーツと交換できます。


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 ●リンクしたときは知らせたほうがいいですか?

 ありがとうございます。
当方のTOP、またはMENUにリンクして下さるのは自由です。
なにか問題のあるサイト以外でリンク禁止する意味はないと思って
います。リンクの通知をいただければ、メールページでご紹介でき
るかもしれません(更新できているときは・・)
リンク先が増えたときは当方のログで確認できますので、問題が
なくてもチェックには伺っております。
よろしくお願いします。



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 ●エポキシ系接着剤って、どういうものですか?

 エポキシ系接着剤とは、A主剤とB硬化剤を混ぜて使用するもので
五分・三十分など硬化時間によって使い分けできる利点があります。
おおまかな作業でしたら、硬化時間五分がおすすめです。硬化すると
樹脂材になり、多少のへこみも埋められる粘度をもちます。

 ハンズはもちろん、手芸材料店やDIY店でも入手できると思います。



参考商品1

参考商品2
灰色のエポキシ系接着材
五分硬化タイプ。
完全に硬化すると
(一時間以上放置)
切削しやすくなる。


透明色のエポキシ系接着剤
三十分硬化タイプ。
作業時間に少しゆとりがある
ので細かい細工にも使える。
五分硬化タイプもあり。

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 ●スカルピーやオーブン粘土を焼いて亀裂ができたりしませんか?


 粘土の焼き加減の問題か、または内部の芯材の問題かもしれません。
オーブンで焼く粘土は内部に空気層が残ると、その部分がもろくなり、
場合によっては亀裂となります。この心配をなくすには、まず練り込み
に時間をかけることが基本です。たとえば、直径10cmくらいのものを
造るとき、内部に異なる素材を芯材として混入する場合があります。

芯材を入れるのは、粘土材料の節約と 芯部まで焼く時間の短縮が主な
理由です。オーブン粘土類はけっこう高価な材料ですから・・・

その芯材をバルサや発泡材にしたときに、内部の空気がオーブンの熱で
膨張して破裂し、深い亀裂になったりします。よく私が行っているのは
余分に残っているキャスト成形パーツを適度な大きさにして芯材にする
ことです。しかし、バルサ材を芯材に使う方法もあります。なにか別の
素材でくるんでやることです。エポキシ系接着材でコーティングすれば
この問題を防げることもあります。
実行するときは、粘土層とコーティング層の厚みに注意して下さい。


スーパースカルピーと軟化材

練りにくいときは軟化材を混ぜると
楽に作業できます。
詳しくはリンクページのダイセル
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 ●むかしみたいなカラーマーカーのイラストはどうですか?


 ファミ通やMマガ関係のイラストでは、ファンシー系のキャラとか
描いていましたね。このタイプの描き手は今まん延していますね。
CGソフトを使えば、色もきれいに塗れるし・・私じゃなくとも描ける
人はたくさんいます。この仕事では喰ってはいけぬとずいぶん昔に感
じたものです・・機械ではできない仕事をすることが私の夢のひとつ
です。 かつて、エアーブラシによるスーパーリアル画が流行ってた
ころ・・・写真の修正技術がアップされたら、この画法は生き残れる
のか疑問に思っていました。映画「モダンタイムズ」のような危惧は
ずっと根づいています。
 とはいえ、食わず嫌いのままにできませんから・・CGイラストで
自分のタッチが作れないかは模索中です。(笑)

とりあえずですが、イラストページ作りました。


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クレイアニメを仕事にするにはどうしたらよいのでしょうか?


 クレイアニメなどの制作会社に勤めるのが早道と思われる方が多いよう
ですが・・私の知るかぎりでは、クレイアニメや立体アニメを専門にして
いる制作会社は日本には存在しません。というか、それだけで食べていけ
る所はないでしょう。実際問題、立体などでアニメを作る場合、かなりの
人件費が必要になります。絵コンテ(構成)を考える人、場面のデザイナー
や立体物(人形・小道具・セット背景)を造る人、カメラマン等が必要です。

 就職してから知識や技術を身につけようと考えている方は特に難しいと
思われます。 企業とは営利団体ですから、自分たちの足手まといになる
人間には用はありません。即戦力になりそうな人か、ずばぬけて頭のきれ
る人でないと難しいでしょう。

 私がアニメを仕事に選ばなかったのは、食っていく道が細く作業時間が
膨大なものになるからでした。けれど、私のようにくじけずに「アニメ」
を仕事にした方もいます。彼らは困窮と絶望の壁を乗り越え、ひたすらに
アニメーションを愛し・・アニメ作家として有名になった方もいます。

 アニメを仕事にしたいというのが、あなたのきまぐれなのか、信念なの
かは一分ほどの自主制作アニメをひとつ作れば、はっきりするのではない
かと思われます。



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聴力に問題あると電話とか困りませんか?


 前はだいぶ苦労していましたが、今は「受話音量アンプ」のおかげで
楽になりました。家電メーカー製の電話機で受話音量の大きくなるもの
がないかと探していたときに、たまたまディスカウントショップの方が
カタログから見つけてくれたモノです。店頭に並んでいる事はないかも
しれません。特殊なものなので取り寄せてもらいました。





受話音量アンプ
 TL-A10
←電話機の横にある
細長いものがアンプ
です。単4形電池を
入れ、ツマミを上下
すると受話音が十倍
まで大きくなるとい
うスグレモノ。
なんとSONY製品 !!



(c) Sony Corporation
電話機と受話器の間に接続して使うのでほとんどの電話機 →
で使用可能。FAX電話機にまで使えるのは脱帽ものです。 
さすが世界のスタンダードを考えるメーカーは一味ちがう。

【ソニーeカタログサイト】        
http://www.ecat.sony.co.jp/avacc/telacc/index.cfm?B2=97  


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 ●立体作るときは、盛り派ですか? 削り派ですか?



 粘土作業は、彫刻の勉強してきた方にとっては盛って造るのが常識かも
しれませんが・・・独学の私の場合は、削り出して整形することに重点を
おいています。もっとも最小限の盛りをしてからですが・・ペーパーがけ
して磨き出さないと型取りした後の脱型がやりにくくなります。
カラー粘土を使っている方は私の作り方は理解できないかもしれません。
 全体を盛ってからの整形ではなく、頭や手足などバラバラにパーツとして
造りだしています。これはオーブンのサイズや型取りするときの作業を効率
よくするために考えた結果です。複雑な部品でも最小部品として磨き出せば
手間が省けることもあります。



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 ●作業時間やコストに問題ある仕事はどうしていますか?



 仕事である以上、〆切りがあり予算があり、思いのままにはならない事
は当然あります。ラフの段階でなるだけ仕事量を減らす工夫が必要です。
立体の作り方でいうと、磨きやすいフォルムにすること、加工しやすい材料
を選ぶこと、身の回りで使えるモノを探すこと、などが挙げられます。
私の場合はラフを作る段階でそれらの条件にマッチするものを描きます。
ラフに近い状況を作るための苦労はいろいろあります。それができなければ
睡眠時間を削り、材料費で赤字になるしかありません。お仕事を受ける時は
よく自分の経験と照らし合わせてリスクの少ない方法を考えたいものです。


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 ●「へら」って、どうして作るんですか?



   

 私が「へら」を作っているのは、彫刻用に売られている「へら」だけでは
自分の造る作品のサイズに合わないこと、その他の着色用の道具を作るときの
練習になること、などの理由によります。基本的には「へら」は木製の方が用途
が広いと思います。水を含ませれば紙粘土にも対応でき、スカルピーにおいては
シンナーを含ませ使用することもあるからです。ポリパテを盛るときにも重宝
しています。加工しやすく、捨てても惜しくない材料で作るといいです。



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 ●立体造形をするうえで大事にしている事は何ですか?



 「思い入れ」ということに尽きます。ときには技術力よりも必要になります。
私の場合ですと、担当者や読者にどれだけ夢を与えられるか、満足させられるか
がポイントになります。御覧になった方が身近においておきたいと思えるような
モノを造ることが生き甲斐だと思います。

 立体は平面と比べ、製作時間量がかかり、その間に集中力も必要となります。
私はそんなにスタミナがあるわけではないので、休みつつ作業しておりますが、
自分が生きている証しを作品に封じ込められれば、自ずとイイモノができるの
ではないでしょうか。



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 ●やはり難聴はよくならないのでしょうか?


 すいません、ご迷惑おかけします。私が耳鼻科の治療を受けていたのは中学生
時代だったので、現在は効果的な治療法もあるのかもしれません。というものの
何も解決を図っておらぬわけではなく、十年ほど前から補聴器を使用しています。
普段の日常生活では補聴器なしでも、そんなに問題ないのですが・・・
音質や室内環境により聞こえにくくなるので、仕事の相談や撮影時に使います。
でも、けっして万能ではなく、エアコンや換気扇などの機械音を拡張してしまい
肝心の話し声をひろえない事もしばしばあるのです。営業に行っても、電話の時
にも不安はつきまとうので、メールが使えるようになって本当に感謝しています。



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 ●立体作品の保存・収納はどうしているのですか?


 人形やオブジェ類の全てはスチール製の戸棚(ガラス戸付き)に収納しています。
小中学校の職員室に置いてあるようなアレですが、密封度が高く、ほこりがあまり
入らないのです。 もともと私の造る造形物は、背景のサイズ、梱包の問題、収納
スペース等を考慮し、コンパクトにつくっていますから細かい整理棚を戸棚の中に
入れれば、予想以上に収まります。キャストやスカルピーで造ったものは保存度も
高いので、少なくとも5〜6年は安全です。ただし、日焼けによる塗装部分の変色
を避けるため、直射日光に当たらない場所を選んで配置しています。その他、湿度
の影響も受けるので、雨気を避けるために窓の付いている壁面には置きません。



  

 もうここは満杯なので、戸棚を増やさなければ・・・
 きれいに飾ろうとするとスペースのこととか、掃除のこととか
 もろもろ面倒な問題が出てきちゃうのです。
 入りきらないものはダンボール収納して倉庫行きね。


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 フィギュア類の販売予定はないのですか?


 すいません、まだ考えておりません。
現在、考慮しているのはオブジェ類で生産する手間が少ないものに限っております。
フィギュア類を完成状態で販売する場合、塗装の問題が避けられず商品単価を
上げないと赤字になるからです。
キット販売にしたところで買手がつくか疑問が残るのです。
個人的にリクエストがございましたら今後の参考に致しますのでメールして下さい。



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 ●アニメってどうやって勉強するんですか?



 私は学生時代にアニメーションの面白さと出会い、手に入る参考資料はなるだけ
買いそろえました。 基本的な動画の書き方みたいなことはそういう本に載って
います。そういう資料を見たり、八ミリフィルム(古)を眺めて研究したりして
いました。連続した画面をどれだけ用意できるかがわかれば、切り紙もシネカリ
も立体でも考え方は同様だと思います。

 描くにしても、写すにしても大量の動画になるものがないとアニメにはならず・・
作業量は膨大なものになります。が、最近ではPC上で作業するソフトも売られて
いますから、そういうソフトの学習をした方が早道かもしれません。

 また、アニメーションを教える美術大学は、どんどん増えています。
学生のうちにアニメの知識を吸収したいのなら、そういう学校に行く方法もあり
ます。できれば学生時代に自主制作アニメをあなたの作品としていくつか作る事
をおすすめします。
東京造形大学では「アニメーション専攻領域」という「専攻」が今年からできる
そうです。 http://www.zokei.ac.jp/
東京工芸大学には今年の春から「アニメーション学科」が生まれています。
http://www.art-kougei.net/animation/
ちなみに、工芸大アニメ学科の助教授陣にはなつかしい芸高時代アニメクラブの
先輩であり、
かつて「アニメーション80」で同席した、IKIF氏の面々もいらっしゃいます。


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 ●夫婦円満ですか?


 円満ていうイメージじゃないですが、つかず離れずみたいな関係は維持して
いると思います。お互いに自己中心的な部分があるので自分だけの時間を最も
大切にしています。いっしよに時間を共有しているのは少ないかもしれません
が・・・

 そばにいてほしい時とそうでない時は割り切っています。
べたべたの関係よりはさらさらの関係を望んでいるからかもしれません。
男だから、女だからみたいな生き方を二人ともしていないから・・・




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 ●フリーランスになってよかったですか?



 私がかつて会社勤めしていた時に最も不満を感じていたのは縦の人間関係
でした。 営業-デザイン-生産という流れの中で力関係はおのずと決まって
おり、「もっと売れるデザイン」や「もっと生産性の上がるデザイン」を
毎度注文されました。
手作り商品でしたので「手間をかけずにいいものを造る」というのは非常に
矛盾したリクエストだったのです。もし会社トップがそれと同じものを望ん
でいたら私は五年もその仕事はしていなかったでしょう。
たまたま会社の転換期に入社したからかもしれませんが、いい勉強させて
もらったと思っています。

 ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、私の望んだ仕事環境は自由に
意見交換できる横の人間関係だったので、今の環境をよしとしています。
会社勤めしている方で単に収入に不満のある方にはフリーになることはお勧め
できませんが・・・

最終的には、自分の造りたいものをやって収入の安定まで我慢か、仕事と
割り切って収入安定を図るか、それともコネを作って事業経営で一獲千金
ねらうか、いずれにしても後悔の少ない人生を・・・



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 ●クレイアニメはどうやって作ってるのですか?


 漠然と「クレイアニメ」といっても、あなたの能力により
1,やわらかい粘土を変形させて作る方法 (一般的)
2,原形を粘土で作り型取り後ゴム素材にして作る方法
3,かたい粘土で作ったものをCG処理して作る方法
などなどがあり、アニメの基本的解釈のレペルでも工程などが様々なので
ここで詳しい説明は難しいですね。

 ちなみに当サイトのアニメは3の技法(にわのわに)に近いのです。
アニメに関してはプロとはいえませんので
リンクページ中の「彩工房」や
「石田卓也氏」「山村浩二氏」のサイトに詳しく問い合わせたらいかがですか。


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 ●スカルピーとオーブン粘土はちがいますか?


 オーブン粘土の良さは半透明で発色いい質感を持っていることなので、塗装する
と意味がなくなります。 私が知る限りでは粘度に難あり、練るのに非常に時間が
かかっていました。最近のオーブン粘土は改良されているかもしれませんが・・・

 スカルピーの場合は自然乾燥して固くなっても専用軟化材があり数滴混ぜて練る
ことで柔らかさを取り戻せるのです。
私はクリアーなものを造る時意外は塗装や表面仕上げで質感を演出しているので
ご自分の作業性に合った粘土を選んだ方がいいです。



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 ●おもちで造型したら縁起よくないですか?


 氷の彫刻もとい餅の彫刻ですか。氷よりは削り易そうですが・・
農家からクレームつきそうですね。青かび、赤かびがびっちり付くとシュールで
グロいことになるでしょう。イメージしたくないな。
パテうめはできんし、ペーパーもほとんどかかんないでしょうね。
ネタとしてはおもろいけどね・・・
 まあ実際問題として削り出すのみで造型するのは私には向いてない。
粘土を盛り上げて、複合素材を組み合わせ、ペーパーで仕上げるというのがモデ
リングの醍醐味だと思ってます。
保存性を重視する場合は同一素材でまとめるのが理想ですがそれは湿度の影響等
で異種素材の接合部に亀裂が入るためです。


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 ●シリコン型で大量生産できないのでしょうか?



 ひとつのシリコン型で抜ける数は十から二十個が妥当だと思います。
それもかなり精度の良い状態の合わせ型を造らないとむずかしいです。
型に流す樹脂材料の多くは固形するまでに高熱を発するのでゆがみや破損をシリコン
型に起こさせます。通常生産メーカーでは金属型を造ることや柔軟性のある樹脂材を
流すこと等で大量生産に及んでいます。 金属型はとても高価なものなので大企業
でないときびしいと思います。かつて倒産した玩具メーカーは在庫品を抱え、金属
型代も払えなかったと聞きます。

 もし、大量生産が可能だとしても塗装の問題が残ります。 手作り品では労働単価
を下げなければ単価をおさえることは不可能です。つまりあなたの時給を低くしない
と高額なものになってしまいます。

 同じものを千個作れないかという相談をもちかけられた事もありますがガレージ
キットメーカー等の少量生産メーカー等が、間に入らないかぎり個人レベルでは
たいした生産力にはならないと思います。

 ですので私がやるとすれば型のもととなる原形を造るまでとなるでしょう。


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 ●なぜ市販されているフィギュアや玩具は低価格なんでしょうか?


 ちょっと物価の話しをしておきますと私の小学生のころは五円玉にぎりしめて
駄菓子やさんに通っていました。まだライダースナックが十五円で買えた時代です。
百円持っていたら一週間は遊べました。 そのころの物価と今とでは十倍以上も
貨幣価値がちがい、生活水準も低かったのです。
労働賃金も安いので商品生産は日本国内で行ってもコストに問題なかった時代
でした。やがて欧米並みの生活水準になり労働力も高くなりました。
そして現在の工業製品はまだ安い労働力を持つ東南アジア等で生産されています。
たとえば、あなたの日給が百円で一日の生産が二十個なら、一個の単価は五円でも
メーカーは損しないわけです。

実際には生産メーカーと販売業者の間に卸売り業者が入りますからもっと複雑な
計算が必要ですが・・・
つまりは、物価の安い国で生産しているものと国内で造られたものとは価格が
異なっても仕方ないこと
だと思います。


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 ●人形1体を何日くらいで造っているのですか?

 人間の形のフィギュアタイプは髪型や指の形状でだいぶ異なります。
ベースに使える型が残っていれば5〜6日で出来ることもありますが、基本的には
一週間前後が目安になります。
動物形ですとシンプルにすればもっと早く済むものもあります。
いずれにしても正確な作業予測が基本になります。

私が立体の仕事をするとき基準にしているのは、一週間でどれだけ作業が可能か
ということです。 そのペースを予測できないと材料をそろえる時間もつくれなく
なりクライアントの厳しいスケジュールにも対応できません。
いつもハードスケジュールというわけではありませんが緊急時に対応できうるか
もプロとしての条件だと思います。
そして提示されたスケジュールが私の仕事量をはるかに超えてしまっている場合
はサポートしてくれる仲間の能力も計算に含みます。ひとりだけで全てを解決で
きぬ時のことも立体作業を考えるうえで大切です。



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 どんなデジカメを使っているのですか?

 注)03/7月づけで、デジカメ購入いたしました。
   くわしくは散歩ページへ。更新できていませんが(苦笑)

 残念ながらデジカメは持ってません。私の愛用しているのは安物の一眼です。
数少ない照明機材等を工夫して撮影していますので、微調節の利かないカメラだと
なんとか使えそうな写真も撮れないと思います。で、スキャナーで取り込んで修正
したりしてHPにupしてるわけです。

低解像度のデジカメでも作業過程を見せたりするには使えるかもしれませんが・・
実際問題としてクライアントがそこまで欲していないし、それだけできる余裕ある
スケジュールがあったら、さらにオブジェに磨きをかけるとか、もっと細かい細工
を施すとか作業レベルを向上させた方がいいと思っています。


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 型取りってどうやってするのですか?

 シリコンゴムを使うのがポピュラーだと思います。販売店やメーカーによって
色や価格に幅があり、硬化後の柔らかさで用途が変わってきます。硬めのものは
変形しにくいのでシャープな形を、柔らかいものは取り外し易いので複雑な形を
型取るのに使っています。無難なのは一般用かもしれません。
たとえば、立方体を型取るとして原型のひとまわり以上の大きさの四角いマス状の器
(よく模型誌ではプラ板を使用していますがボール紙でもできます) を作り原型の背面
を両面テープでマスの底中央に固定します。このときマスの高さが重要になります。
シリコン型の底になる部分の厚みがある程度ないと変形し易くなるからです(図2)。
準備ができたらシリコンに硬化剤をよく混ぜて、なるだけ高い位置から細くたなびく
ように流せば終わりです。心配な場合はマスの裏側から軽くたたいてやると空気出し
できます。 硬化後、キャストや樹脂を流し込むと同形のモノがいくつか作れます。
なおシリコン型の補修するときは亀裂部に同材をハケ塗りして接着したりします。
もっと複雑な原型を型取りする場合は油粘土に原型を埋め込み二回に分けてシリコン
を流します。この作業は経験とテクニックを要しますのでここでは省略します。



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 ●イラストより立体の仕事って儲かりますか?


 私みたいな仕事の仕方をしてたら儲からないですね(笑)
イラストでも広告とカットじゃ雲泥の差がありますが、カット二十枚と人形一体を
比べたらどちらが良いかという所でしょう。作業時間とコストを考えた場合、時間
的に同じくらいだとしても、立体の方が材料費がかかるのは明らかだと思います。
立体の仕事でもガレージキットの原型を造ったりする方が儲かりそうです。
それでも自分の立体作品を創りたいという方には初歩的なアドバイスをまとめまし
たのでこちらを御覧下さい。


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 ●塗料は何を使っているのですか?


 フィギュア用によく使用しているのはアクリル系ガッシュです。
発色がよく色ムラになりにくいので扱い易いのですが、汚れ易いという
欠点もあります。クリアな保護スプレーなどでカバーしないと撮影まで
耐えられない場合もあります。
スプレーはアクリル系やラッカー系など販売されていますが、絵の具と
の相性があるので、実験してから本番に使用した方がよいです。
失敗すると白く濁ったり、滲んだりすることがあるので注意が必要です。
 オブジェ用には特に決めている塗料はありません。目的によります。
仕上がりの理想テイストにより、金属感・石像風・透明度などを使い分
けています。


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 ●写真まで仕事の範疇なのですか?

 写真については、あくまでも資料用に撮影しております。
もともと専門的な写真の勉強をしたわけでもなく、ただ自分のイメージを
確認するためにわずかな照明機材を使い、ライティングや撮影法の個人的
学習を繰り替えしております。
やはり「餅は餅屋が一番」といいますように、その道の達人にお願いする
べきかと思われます。


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 ●このHPで掲載している写真等は出版社の許可を得ているのですか?

 私はこのHPの企画を考えたとき、最初にフォトショップ等でHP全ラフを
作りました。そのラフを各出版関係者に提示し、どのようなサイトでどこま
での情報を載せるか・・
できる限り具体的にご説明しました。できるだけ多くの関係者に賛成してい
ただけるサイトをめざした結果として、掲載させていただいております。
なお、著作権や版権などの知識をお持ちでない方が個人的使用を越える利用
をされますと法律的問題が発生しますので御注意下さい。



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 ●発注依頼方法に決まりがあるのですか?


 仕事の発注例としましては、いろいろなケースがありますので、何がベスト
とは決められませんが、例をあげますと以下のようになります。

◎レイアウトを細かく決める必要があるとき・・・
たとえば見開き全面に大きく写真を配置して、その上にイラストや説明文を入
れる立体マップのような場合は、デザインを優先して隠れない位置にビルなど
を配置していくのが仕事効率がよいです。

◎レイアウトスペースが決まらず、写真やイラストを優先していくとき・・・ 
写真を数アングル撮ったりイラスト・立体込みで仕事することもあります。  
たとえば、同じ人形のポーズちがい、表情のちがいを必要とする場合、あるい
はイラストと立体の統一化を図りたい場合、などはデザイン前段階で編集者と
打ち合わせてどんなカットが必要か・ポーズ変更の最少仕事量を予想しながら
効率化を図っています。
 
 どのような場合でも、ラフ・図面・撮影図 などを起こし担当者の納得を得て
から、立体作業に取りかかっております。とりあえず企画段階でご相談いただ
ければ撮影までのプロセスをご説明できるかと思います。


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 ●どういう方法で制作しているのですか?

 造るモノによって、使用する材料・制作プロセスは異なってきます。
フィギュア系のモノでは主にスカルピー(樹脂粘土)を使い、背景用に発泡ウレ
タンやスタイロフォームなどを加工しています。
表面仕上げはサーフェイサー、着色はアクリルガッシュを主に使用しています。
オブジェ系のモノですと、スカルピー以外にプラモデルのパーツや手芸材料が
重要になります。

制作日数のめどとしては一週間から二週間、あるいはそれ以上かかる場合もあり
ます。画材や特殊素材も日々進化していますので、その使い方については研究を
繰り返しています。


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 ●撮影場所までは、どうやって運んでいますか?


 荷物量や撮影場所までの距離も関係しますが、むやみに梱包材を入れるのは
考えものです。私は仮止め用の素材や身近で手に入るもので工夫しています。
細かい細工のオブジェなどは梱包材との接触で破損することが多いからです。
近場ですと自家用車で、都心ですと電車で輸送しています。
撮影スタジオ付近に駐車場があるととてもありがたいです。


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 ●「フィギュア」と「オブジェ」のどちらが趣味なのですか?


 私にとっては、どちらも大事な息子のようなものです。
ラフを考えている段階では、ほとんど同じように感じています。
立体作業では「フィギュア」をある種のスタイル、「オブジェ」を研究対象とみて
います。これこそ自分の制作スタイルみたいなモノが決まっていないので、一種の
便利屋みたいに思われている部分もありますが・・・



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あまり具体的には書けないこともありますが想像できる
範疇ではお答えできると思いますよ。        


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