「早朝の丸つけ研究所」



「夕方の丸つけ研究所」

2001 チャレンジ4年生 4月号より 
    一年間連載中
    (c)ベネッセコーポレーション

 

   Design  セルフスクリプト

   Photograph  兒嶋 章・CAN

 

  撮影時のライティングの
  変化を効果的に使いました。
    (兒嶋・CAN)

  流れゆく時間の中で・・・
  所長のみっつんは「丸つけ」
  をやさしく誌面で解説して 
  くれます。        




「夜中の丸つけ研究所」


  誌面では「夜中」は未使用ですが
  個人的には、深みのある色あいや
  研究所内部のあかりがくっきりと
  している所が気に入っています。
  (星はフォトショップで追加)

 

 


 研究所のデザインは、所長である「みっつん」というキャラクター
 の顔からヒントを得て、メカっぽさとシャレっ気をブレンドして
 みました。よく見るとドアまで続いている石畳はネクタイだったり
 します。めがね型の窓の奥にはいつもメールチェックしている所長
 の影が見えます。 建物の内部は中空なのでバックライトを入れて
 明るく見せることが可能なのです。


   研究所のおおよそのサイズ H21cm W18cm D15cm



★そして内部は・・・

 

2002 チャレンジ4年生 2月号より
    (c)ベネッセコーポレーション

   Design  セルフスクリプト

   Photograph  兒嶋 章・CAN

 


 研究所内部ミニチュアの制作。
 建物内を三回層にして、各部屋の
 小物をどんどんアレンジするラフ
 段階に苦労しました。

 最上部のメカを構成する部品サイズ
 に合わせて他の部屋のパーツを検討
 するため、縮尺不一致であきらめた
 アイデアもありました。

 撮影時の問題も多々あるので写らない
 壁面を極力はずしライトの当たる間口
 をより広げることが難題でした。

 全体のおおよそのサイズ 
 H38cm W32cm D8.5cm
 
(一室の天井高さ 12cm)

★各部屋は・・・

 所長の趣味はリサイクルとエコロジー
 なのでひときわ大きな分別ゴミ箱が
 目立ちます。
 ちゃぶ台やたたみもどっかから
 見つけてきたのかもしれません。
 きわめて庶民的な生活空間?


「キッチン&リビング」


「バス・トイレタリー」

 ドラム缶風呂を応用させています。
 ボイラーのお湯はドラム缶にて
 風呂水となり、排水は貯蓄タンク
 に収められ、トイレで再使用され
 ているので経済的!!
 便器がおまるなのは・・
 「おまるつき研究所」ならでは。
 さむいオヤジギャグも所長の趣味。
 

 この部屋で最も手間のかかったモノは
 本棚ではなく、世界地図でもなく・・
 実は「凧」なんです。
 この写真ではわからないでしょうが
 裏から見てもちゃんと骨部(針金)を
 つけています。1ミリの銅線を組んで
 瞬間液で固めてから0,2ミリ真鍮線を結び
 背後のパイプに固定しています。
 固定角度を微調節できないと撮影しにくい
 アングルが出てくるからです。



「資料室」


「研究室」


 主におたより・メールをチェックする
 部屋です。・・だからイスの奥にある
 段ボール箱にはハガキが山盛り。
 まねきねこに見えるモノは大型PCで
 牛乳パックのイメージにしました。
 口から何やらデータをはきだしてる。
 奥のはしごは最上階へと続き、最も
 ハイテクっぽい部屋に上れます。


 ここは「メカメカしい感じ」で
 個人的趣味がかなり入ってます。
 プラモパーツを切ったり貼ったりして
 イメージに近い形にしていくプロセス
 はいつもワクワクします。
 でも所長はハイテクが苦手なので実は
 ダミーかもしれない・・?


「交信ルーム」


ミニチュアワークというものはまだ日本では地味な存在ですが
ときおり東洋人の手先の器用さを気づかせてくれます。
古来からある民芸店にも日本文化を象徴するミニチュアは
ひっそりと並んでいます。あたかも小人が造ったように・・・

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