その5
しようがないGW


GW中にのんびりと実家で過ごすつもりだったのですが・・・
10年以上使っているシステムキッチンの部品が破損したために
複製改造を行なうことになりました。で、ネタにしてしまった
のです。むちゃくちゃ地味な改造講座なのです。      
でも、食玩フィギュアの改造よりも実用的だろうか?〈苦笑〉

 

 と、いうことで・・・散歩とは関係ない
ページとあいなりました。これはシステム
キッチンの引きだしに付いてる取っ手部品
です。AとBの二部品から出来ています。 

各々を成形時に着色して組み合わせる合理
的な構造をしています。塗り分けのコスト
の問題や、構造的に一体型にしにくい形で
すからデザイン的には妥当と思われます。


   

ひっくり返して裏側の画像です。問題は
AとBの接合部である図示したネジを受け
る部分にあったのです。        

実寸で直径6ミリほどの円柱ですが、やや
細いため強度に問題がある気がしました。
素材はポリプロピレンなので接着しにくい
ものでした。バケツや洗面器に使用されて
いる素材で柔軟性はあるのですが、欠けて
しまうと専用のボンドでしか接着できませ
ん。本来なら樹脂材ではなく金属で成形す
べきだったのかもしれません。     


   

ネジ受け部分は接着するだけではまた破損
するため、改造複製することにしました。

油土を必要なだけ盛りつけて丈夫な形にし
て、シリコン型にとって複製します。  
ネジの締めつける力は想像以上に圧力が加
わるので、ブロック状に改良したのです。



   

シリコン型の画像は撮り忘れましたので 
型からはずしたキャスト(樹脂)画像です。

この画像ではわかりにくいですが、表面に
ある細かいキズをサンドペーパーで磨いて
ネジの穴をドリルで開けます。     


   

ひっくり返して、おもて面です。
一番上の画像とほとんど同じ大きさの
取っ手ができました。ちなみに白いのは
キャストの地の色です。実用性を高める
ために着色しないで完成です。    
取っ手のように始終使うものだと、へた
に塗装するとはげたりキズがめだったり
してしまうのです。         

   
完成した取っ手を元の場所につけます。
他の取っ手もそのうち破損するでしょう
から折りを見て複製しましょうか・・・
うーん、あと残り10個以上しなきゃ。

こんな地味な改造講座やるのは、おいら
くらいではなかろうか。       

・・・あとがき・・・

取っ手の部分を見ると・・そこに職人の技量や企業の事情とかが
うかがわれます。どんなに先進的なデザインで家具全体を包んで
いても・・・部品に実用性がなければ、交換が必要になります。

使い勝手のいいデザイン、量産するためのデザイン・・・
そのふたつが絡み合って、実用性のあるデザインがある。 
そんなことを考えながら、おいらのGWは去ったのでした。

おいらの仕事内容がやっと家族に理解されたような気がしました。



また、何かあったら・・アップします(苦笑)


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